写真販売は「超デフレビジネス」
写真は無限に増えるが購入者は有限です
https://cgtracking.net/HLIC/7c028c899f2e0f2302945134d878f86f.jpgより引用
写真サイトで収益化はデフレとの戦い
自分が撮影した写真を登録し、購入されたり利用されると収益が発生するサイトが存在します。
PIXTA、PhotoSpotは写真販売サイト、写真ACは共有方式でダウンロードされると投稿者の収益になります。
ちなみに自分はブログなどで利用するために、写真ACの有料会員になりました。
報酬は販売だと1枚100円以下から1000円以上まで幅広く、共有方式だと1回ダウンロードで数円のようです。
趣味で写真を撮ってお金になるなら良さそうですが、ちょっと考えると大きな欠点に気づきます。
動画サイトのユーチューブで稼ぐユーチューバーは、投稿者が少ないうちは単価がかなり高かった。
ところが投稿者が100倍、1000倍に増えて動画の数も増えると、報酬単価も少なくなりました。
競争が激しくなったからで、依然と同じ収入を得るには10倍以上のアクセス数を得る必要があります。
写真購入や投稿サイトも同じで、投稿者は増え続け写真の数も無限に増え続けます。
写真は動画よりサーバー負荷が小さいので、古い写真が消されることもなく銀河の星のように増えるのです。
銀河系程度の銀河は宇宙に数億から数千億もあるらしいですが、写真サイトの写真もそのようになります。
一方で写真を利用するユーザー数は無限ではないので、写真1枚あたりの収益はだんだん減っていくでしょう。
わたしのように写真を利用する側には好都合ですが、写真を売る人にとっては無間地獄のようです。
こうしたサイトに投稿する写真はかなりレベルが高いので、高価な機材を使って交通費を払ったりスタジオでモデル撮影をしているようです。
そこまでして利益を出せるのは少数で、多くの投稿者は思ったほど収益を出せないでしょう。