フリーランス(個人事業主) 自動車(バイク)の税金と保険料を節約
月14日以内の業務使用ならレジャー目的にできる
https://d1l9707p5uc4fl.cloudfront.net/otona/compensate/images/point_img07.gif?20120719より引用
使用記録をつけて経費にする
フリーランス(個人事業主)をしていて自動車なりバイクなりを所有していたり、これから欲しい人は多いと思います。
車両を購入するお金は在るものとして、意外と高いのは税金や保険料で、大抵の人はお金が余っている訳ではない。
車やバイクにかかる費用を経費として税務署に申告すると、その分を所得から控除され、納税額を減らす事ができます。
この時の注意点は仕事で使う目的と割合をはっきりさせる事で、あいまいにしておくと後で調査が入ったら課税されます。
何となく車があると便利だからではダメで、仕入れや配達、営業や集金、情報収集や商談や取材など、具体的な目的が必要です。
目的は何か考え出したとして、次に必要なのは私用と業務の割合を決める事です。
これも「何となく半々」ではダメで(そうしている人も多いが)、後で調査されると問題になります。
方法としては「月に(週にでも良い)何日仕事と私用に使うか」を日にちで出す方法と、「私用と業務の走行距離」を出す方法があります。
一般的には週5日業務、週2日私用など日にちで分けて、それを一定期間記録して保存すれば良いと思います。
日数としては私用が多いが、走行距離は業務で多く使用している場合は、走行距離の記録を一定期間つけて保存しておくと、業務で多く使用した証拠になります。
登録は商用、保険はレジャーで
この業務に使った割合が経費の割合になり、100万円の車を買って業務使用が6割なら、60万円を経費に出来ます。
このように納税の時には「業務用」にした方が節税になり得なのですが、自動車保険ではまったく逆になります。
任意保険に加入するとき、最初に使用目的を「日常・レジャー」「通勤通学」「業務用」の3つから選択します。
「日常・レジャー」だと安いが、「業務用」を選ぶと保険料が車種によって1.5倍から2倍以上も高くなります。
この申告はかなりシビアでもし虚偽申告だと、事故に遭った時に保証を受ける事ができなくなります。
「業務用」かどうかを保険会社が判断するのは使用日数で、月15日以上または週5日以上、または年間180日以上のどれかに当てはまると「業務目的」になります。
保険料を抑えるには業務での使用を週4日まで、月14日までに抑えれば、堂々と「日常・レジャー」であると主張できます。
ナンバー登録が商用(4ナンバー)であるか乗用であるかは関係が無いので、商用登録できる車にした方が、費用を抑える事が出来ます。
安く自動車を保有するには「ナンバーは商用」「税申告は業務で」「保険はレジャー目的」にするのが最もお得になります。