奈良・御所市商店街の古い街並み
御所市の旧市街
奈良県の左上辺りに御所市(ごせし)があり、周辺に多くの古墳や天皇陵があるので、行動の拠点になりやすい。
御所市ってのは旧市街は近鉄とJRの2つの駅を中心に栄えていたが、モータリゼーションで衰退した。
現在は幹線道路沿いに、全国どこにでもある郊外型の店が立ち並んでいて、旧市街は時間が止まったように取り残されている。
御所駅の近くには新地商店街と末広商店街が存在するが、どちらも昭和50年代のまま取り残されている。
営業しているのは半数以下だが、頭上にずらりと並んだ店名表示から、昔は栄えていたのが分かる。
こういうタイムスリップした商店街は、古い建物好きの格好の標的になり、ネットで度々紹介される。
天皇陵めぐりをする地域の中心にあったので、御所駅と商店街を撮影してみた。
世の中何が起きるか分からないもので、撮影した9日後に(歩いていて)転んで手を打ち、しばらく遠出や撮影ができなくなった。
そのまま頭を打って半身不随だったらこれが最後だったわけで、やりたい時にやっておいた方が良いと実感した。
御所市のナンバープレート
時空が停止したような看板
JR御所駅
踏切横には末広商店街
シャッター街マニアにはお宝?
クリーニング屋と新聞店だけ営業していた
さっきの踏切を渡ると新地商店街
ほぼ倒壊してるトーカイホールというパチンコ店
昔は多くの買い物客で賑わったのだろう
デイリーヤマザキは営業中
時空を超えて営業中の洋服店
脇道にそれてもシャッター街は続く
今も営業中の店には風格すら感じられる
サザエさんやドラえもんの世界
これが昭和である
近鉄御所駅の行き止まり
商店街は子供たちの散歩コースらしかった