ミトラのブログ 秘境と異世界

田舎の写真、異世界、マネー、雑学

証明写真機は一日何人使うと元が取れるのか?

ぴったり収まっていて芸術性を感じさせる

f:id:nonoty32a:20171122150921j:plain

http://livedoor.blogimg.jp/otsuakinori/imgs/6/d/6d4d73fd.jpgより引用

 

証明写真機は一日3人利用で元が取れる

街で良く見かけるものの一つに「証明写真機」があり、一定の範囲内に必ず一機は設置してあります。

設置場所はスーパーかコンビニの、建物と駐車場の微妙な空間が多く、そのスペースに入るように何種類かサイズがあるようです。

記憶では自分が利用したのは、3年か5年おきの免許更新とパスポートだけで、数年に一度です。


あまり使っているのを見かけないし、並んでいる人も見かけないのだが、儲かっているのだろうか?

『証明写真機Ki-Re-i』の紹介サイトによると年間平均売上げは約120万円で、電気代は月2,500円、初期費用ゼロで運営は全てサービス会社が行う。

ドリンク自販機と同じで土地のオーナーは何もせず、売上げを受け取るだけになっています。


ネットメディアによると、証明写真機1台で月約10万円の売上げで、電気代は月1,000円と書かれています。

最新の証明写真機だと電気代は以前の半分程度になっているらしいので、月1,000円は妥当かも知れません。

もちろん設置する会社は、需要を調査した上で、利益が出そうな場所にだけ設置するので、狭い範囲に何台もはありません。


証明写真機の市場はカメラ店の閉店によって2000年代に拡大したが、その後ネットやスマホが普及して以前ほどではありません。

証明写真の価格は700円が多いので、月10万円の売上げだと約142回、一日平均4.8人利用している事になります。

4.8人利用で十分な利益が出ている(出ていない場所は撤去されている)ので、採算レベルは3人か4人で、おそらく毎日3人が利用すれば利益が出ています。


24時間営業で利用者は5人弱なので、使っているところを見かけないのも道理で、稼働時間は一日30分程度です。

という訳で証明写真機の元が取れる毎日の利用人数は『3人』でした。