大阪難波周辺の安すぎる家賃 1万円台から
掲示には釣り物件も存在する
難波の格安マンションの謎
大阪ミナミと呼ばれている難波駅周辺の不動産屋の店頭には、安すぎる家賃の物件が紹介されている。
3万円台は普通で、2万円台もたまに見かけ、中には1万円台というのもある。
不動産屋に支払う手数料ではなく、毎月の家賃が1万円台です。
もし毎月の家賃が2万円以下だったら、生活がずっと楽になるでしょうが、どんな物件なのでしょうか。
記載情報を見ると一応はちゃんとしたマンションだが、トイレは共同だったり風呂なしだったりする場合もある。
まあ2万円じゃそれもしょうがないので納得するとして、人間が住む事はできるのだろうか?
もちろん「ミナミ」のもっと南側には西成区があり、日本最大のスラムと呼ばれた「あいりん地区」が存在します。
そこでは家賃3万円なんてのは普通で、保証人とか面倒臭い制度も一切なく、飛び込みで誰でも今日から住めます。
なんでも戦後に、難波周辺のスラムを西成に強制移住させた時、「何でもいいから押し込め」というんで簡易宿舎が沢山作られた。
簡易宿舎は一応「旅館、ホテル」の仲間なので、鉛筆で名前(偽名可)を書けば誰でも宿泊できます。
つまり「あいりん地区」で多く見られる集団アパートは実はホテルなので、保証人も証明書も不要なのです。
こうした簡易ホテルの家賃相場は1泊千円から2千円で、一ヶ月前金だとかなり割引され3万円台になる。
身分証不用のホテル型もある
関東で重大事件を起こした人が潜伏するのには、とても好都合なのでした。
難波がある浪速区にもそうしたホテル型宿舎は存在していて、格安マンションアパート地区を形成している。
天王寺動物園とか新世界の周辺などを歩くと、誰が住んでいるのだろうと思うような建物が並んでいる。
格安物件がある近くには高級物件も存在し、家賃2万円と家賃15万円がご近所だったりするのが「ミナミ」なのでした。
ホテル型宿舎や格安アパートには、生活保護を受けている人や、日雇い仕事の人達が多く居住している。
近年は身寄りの無い高齢者が、格安宿舎に住んで生活保護を受けている例がとても多い。
大阪の役場はそうした高齢者に格安宿舎への居住を勧めて、紹介したりしているので、行政と持ちつもたれつなのだった。
難波周辺の格安賃貸マンションも、最初は普通のマンションだったのだろうが、築40年以上が経過して貧困者御用達物件になったようだ。
最近目立つのは「外国人歓迎」「ペット可」という条件で、普通のマンションは問題を起こす外人とペットを嫌がる。
アパートとあるが登録は簡易ホテルなので、身分証なしで1ヶ月の料金を払えば住人になれるホテル型
2万円や3万円のマンションに住むのは、多少(あるいはかなり)問題があってもお互いに我慢するのが暗黙のルールのようだ。
例えば夜中に薄い壁の向こうで犬が吼えたり、外国人がコーランを唱えたり、密入国者が集団生活する等です。
こういう環境が「自由って素晴らしい」と言える人にとっては、手軽で素晴らしいのだろう。
ネットで家賃2万円の物件を見ると、築40年以上と値段相応だが、鉄筋マンションでバストイレ付きとなっていた。
内装もリフォームしてあるので小奇麗でエアコン付き、敷金礼金保証金などを含めても2万円台のようだ。
激アツマンションあり
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