大阪証券取引所見学と北浜食堂
この人が誰かは知らないが、大証前なので株で大儲けした人かも
大阪証券取引所
前から一度行ってみたいと思っていた大証こと大阪証券取引所の見学に行ってみた。
見学できるのは知っていたが東証ほどメジャーではないし、機会があればと思いながら先送りしていました。
新年も明けたある晴れた日に堺筋と土佐堀が交差する辺りに、見覚えがある形の建物がある。
見た目は立派だが後ろのビルは無関係で、手前の一部を使っているだけ
建物全体が証券取引所なのではなく、駅の入り口を兼ねていて、ほとんどは別の団体や企業が入居しているようです。
1Fはフロアになっていて、テレビで良く見る巨大な株ボードみたいなモニター画面がある。
そこは通り過ぎてエレベーターで4Fに行くと見学受付で、名前を書くと「5Fに行ってください」と言われます。
このボードはニュースで見たはず
5Fに行くと見学室なのだが、公開しているのは展示物がある一部屋だけなのだった。
展示室には大証の創設時の資料などがあり、それなりに興味深かったのだが、取引の様子などを知ることはできない。
株取引のシミュレーターとか、説明のビデオ映像を見れるが、ユーチューブのサイトが表示されていて、同じものをユーチューブで見れる。
奥の部屋が展示室だが、大したものは置いてない
株式情報が印刷されている明治時代や戦後初の株式日報のコピーが貰えるが、一般の人は貰っても嬉しくないだろう。
建物1階には上島珈琲店が入っていて休憩したかったのだが、駐輪場が満車で路上に止めたので、撤去される前に撤収しなくてはならなかった。
一応見学したという事で大証を後にして、近くの北浜食堂でお昼を食べる事にした。
昔は黒電話だったのがヘッドセットになり、今はパソコンでやっている
北浜ビジネスマン御用達の北浜食堂
どうという事はない食堂で、店内に作り置きのおかずが並んでいて、客は自分でおかずを取り、ご飯を貰うというスタイルです。
ただ場所的に大証とかに近いので、ビジネスマンや証券関係の人が多く利用するようです。
同じような他の食堂では「定食」メニューがあって、おかずを別々に取るより得なのだが、ここには定食がなかった。
バブル崩壊すら一瞬のできごと
やむを得ず目に留まったサンマの焼き魚と小松菜煮浸しを取り、お勧めらしい「麦とろろ」と味噌汁を注文した。
作り置きなのでサンマは冷えて冷たくなっていて、たぶん美味しいのだが、冷たい魚という印象です。
堀江あたりの食堂では「サンマ定食」とかがあり、焼き立てを食べれるので、ここではそうは行かない。
江戸時代の堂島取引所、鉄火場そのもの
きっとランチタイムは凄い混雑で、魚を一匹ずつ焼いている時間などないのだろう。
小松菜煮浸しは美味しく、味噌汁と麦とろろも良かったので、サンマが冷たかったのだけが惜しまれた。
中央区の北浜はオフィス街なので、浪速区や西成区と違って「定職に就いている」風の背広を着たサラリーマンが多い。
大証の近くに北浜食堂がある
浪速区だと昼間からパチンコしてる奴とか、目的もなくブラブラ歩いてるのが普通で、西成区となるともう一ランク下がる。
ところが北浜では道を歩いている人は、「正社員かその妻子」なんだろうなあという格好をしている。
ちなみに西成区の平均年収は266万円で浪速区は369万円、中央区は423万円だそうで、100%納得できる統計です。
サンマは旨いけど冷たい
サンマ、小松菜、麦とろろ、味噌汁で約730円
ビジネスマンやOL風の人が多い
麦とろと小松菜が美味しかった