ミトラのブログ 秘境と異世界

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パスポート申請に大阪城に行く

 大阪市パスポートセンターは大阪城の近く

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円高に備えてパスポート申請

円高になると格安海外ツアーがさらに安くなり「ソウル往復1万円」みたいのが登場するが、そろそろ円安から円高に転換する気配もある。

1ドル80円になってから準備をしても手遅れなので、先のことは分からないがパスポートを取得する事にしました。

別に韓国に行きたいわけではないが、タイやバリ島やハワイ、サイパンなどにも行ってみたい。


超円高の時はだいたいリーマンショックのように世界的不況なので、航空会社やホテルは半値以下に料金を下げる場合がある。

その上さらに円高によって旅行代金が安くなるので、高いときの半額以下で海外旅行ができる。(可能性がある)

さて大阪市のパスポートセンターは大阪城の隣り辺りにあるので、さっさと申請したついでに、大阪城に行って写真などを撮る事にする。

 

センター近くは写真の料金が高い気がする

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パスポートの申請には戸籍抄本か戸籍謄本が必要で、これが一番の難関になるでしょう。

現在の住所と生まれた場所(本籍地)が同一なら、役場に行って「ちょうだい」と言えば貰えるが、違っているとかなり厄介になる。

本籍地の役場のHPから申請書をダウンロードして、封筒に返信用切手を貼って定額小為替を買って手数料を同封して郵送する。


するとだいたい1週間以内に戸籍抄本か戸籍謄本が郵送されてくるので、それからやっとパスポートの申請が可能になる。

本籍地役場のHPに戸籍申請書の書式がない場合は、電話で聞いて必要事項を記入して、同じように郵送する必要があり、なかなか面倒くさい。

戸籍抄本は自分ひとりが記載された紙で、戸籍謄本は家族全員が記載されているが、パスポートはどちらでも良い。

 

右下の部分がパスポートセンター

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ちょっとしたコツ

町村合併や番地変更で生まれたときと番地が変わっていても、近所に同姓同名の一家がいない限り、問題なく発行されるようです。

また親が既になくなっていても、戸籍抄本などの場合は親が生きているものとして申請する。

戸籍抄本以外には期限切れパスポートがある場合は提出し、ない場合は紛失したことを申請時に申し出る。


有効期限内のパスポートを紛失した場合は面倒で、紛失新規取得という手続きをし、通常よりも長く時間がかかる。

他には写真つきの身分証明書(写真なしの証明書は2種類)とパスポートサイズの写真(コンビニ横の撮影機で撮れる)が必要になる。

注意点は「写真を自分で切ってはいけない」事で、受付で隣りになった人は「1ミリサイズが足りませんね」と言ってつき返されていました。

 

ここに置かれている用紙にその場で記入しなくてはいけない

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その女性は繋がった写真をわざわざ自分でカットしたらしく、指定よりわずかに小さかったようだ。

さすが役所仕事で、1ミリといえども絶対に「おまけ」はしないようです。

手数料は新規5年9000円、新規10年は14000円、12歳以下の子供は5年のみで4000円になっています。


5年ごとに更新は意外に面倒なので、(実際更新せず期限切れになった)、予算が許すなら10年の方が良いでしょう。

パスポートの申請書は必ずセンターに行ってから、置かれている書類に記入し、ネットでダウンロードしたものは受け付けてくれません。

記入内容は一般的な事ばかりだか、トラップが仕掛けてあって5年用と10年用で用紙が違い、ほとんど違わないので2分の1くらいの割合で間違えます。


10年なのに5年用に記入したのに気づいた後で、「そういえば前に申請したときも同じように間違えたな」と思いました。

 

良く見れば10年用は上が赤いのだが、多くの人が間違える

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パスポートを外国で紛失したら?

以前海外に行ったときにパスポートを紛失する失態をおかし、散々な目にあったので、海外で紛失したときの対応も書いておきたい。

まず紛失しても現地の日本大使館や日本領事館に行けば、帰国に必要な「帰国のための渡航書」を発行してもらえば帰国できます。

ただし日本大使館は必ず地元警察の「証明書」を要求するので、まず警察で盗難届けか遺失物届けを出す必要があります。

 

書き終わったら書類一式を持って整理券を受け取る

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「帰国のための渡航書」発行には帰国のための航空券や免許証などの身分証も必要で、それらが無いとさらに面倒になり日数が掛かります。

日程に余裕がある場合は現地大使館でパスポートの再発行を受ける事が出来、10日以内で発行されると思います。

渡航書にしても再発行にしても、免許証などの身分証とパスポートのコピー、帰りのチケットが無いとスムーズにやってくれません。

 

およそ一週間で受け取れる

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日本大使館の職員は「不正取得しようとしてるんじゃないの?」と口には出さないが100%そう思っているので、パスポート紛失は『犯人扱い』されます。

おそらくホテルの部屋に荷物を出しっぱなしにしている間に、掃除のオバサンがゴミと一緒に捨てたのではないか、と考えています。

海外の敵はスリや強盗だけでなく、ホテルや身内も油断がなりません。

大阪城の話はまた後日。

 

なぜかぬいぐるみを着ている外国人観光客

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大阪城に入っていくのもほとんど外国人

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