定点観測 あいりん地区にコンビニが出来た
老人ホームができていた
変わっていくあいりん地区
夏は(臭いので)あまり行かないのだが、最近通りかかったら変化があったようなので寄ってみた。
最大の変化はコンビニのローソンが公園の100mほど先に開店したことで、ずいぶん豊かになったなあと思った。
あいりん地区の中心から歩いて数分でスーパー玉出があり、パンやジュース、食品が3割か5割引きで買える。
ここら辺はまだ地区の外
駐車場には鉄の扉が常識
それを高いコンビニで買うという事は、お金を払ってでも歩く数分を節約したい人が増えたという事です。
それだけ住人の収入が増えて購買力が向上したという事で、地区の様子は以前と様変わりしている。
2005年頃は地区からもはみ出して推定数千人のホームレスが路上生活をしていました。
外国人を意識したのかちょっとおしゃれ
テントを張っているのは裕福なホームレスで、次がガード下で寝転がっている人でした。
最貧困のホームレスは屋根がある場所を取れず、雨が降ってもビニールなどを被って寝ていました。
もはや路上に転がっているのが生きているのかどうかすら誰も関心を持たず、地獄そのものといった感じでした。
周囲には非常に臭い臭いが立ち込めていて、小便と大便を煮込んだような、あるいは人体を焼いたような煙が広場からしていました。
いったい何を煮たり焼いたらそんな臭いが出るのが、ゾンビのような連中が路上を占拠していて、見に行く気すら起きませんでした。
その臭いのせいで15分も地区に居ると頭痛がし、何度風呂に入っても1週間は臭いが取れなかった。
公園の雰囲気ものどか
現在はホームレスなんてのは都市伝説だったかのように見掛けず、みんな綺麗な身なりをしている。
ただ昔のなごりとして、あの恐ろしい物を焼いたような臭いが、だいぶ薄められたが地区に漂っている。
そして(この地区としては)おしゃれな建物が増えていて、外国人向け宿舎や、老人ホームが出来ていた。
これがあいりんローソン
場所は公園の近く
新しい老人ホーム
誰の物か不明だが「売り物」らしい
夕方には何かをもらう行列が職安に出来ていた
猫にエサをやる人
周辺には新しいアパート
変化を象徴する有料駐輪場
もっと驚いたのは金払って駐輪してる人が居ること