ミトラのブログ 秘境と異世界

田舎の写真、異世界、マネー、雑学

シリコンハウス 大阪日本橋 電子パーツ専門店

以前はこうしたパーツ屋さんが何軒もあった

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電子キット専門店?

大阪日本橋の大通りになっている堺筋は今は少なくなったが東京秋葉原みたいな電気街だった(と言われている)。

その名残を残すような電子部品とか音響パーツを扱っている店が、裏通りに残っているが多くは閉店しました。

堺筋真ん中の5丁目あたりには、かなり前から電子パーツ専門店が何件かあり、「シリコンハウス」もそうした店の一つだった。

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現在は電気街そのものがほぼ無くなり、1軒だけ取り残されたような違和感があるが、独自の存在感を放っている。

普段電子パーツには一切興味がないので入ったことも無かったが、ネットで「電子キットがブーム」のようなニュースを見てどんなものだろうと興味を持った。

むかし電子ブロックとかコンピューターキットのような名前の科学系おもちゃがあり、数回音を出して投げ出した口だった。

 

路上側に出されているジャンクコーナー

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動く恐竜模型のようなものを買って組み立てたがやはり一度動いたら飽きてしまい、すべて放り出した。

科学模型はさっぱり分からないのだが、とりあえず入ってみると、意外にも店内は平日昼間にも関わらず賑わっていた。

この人たちは平日昼間からこんな店で何をしているんだろうと思ったが、向こうからもそう思われていただろう。

 

店の外のショーケース

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店内のショーケース

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客層は「いかにもオタク」という人たちを想像していたが、白髪の生えたおっさんやサラリーマンぽい人などが多く、若い女性も居た。

アニメショップに出入りしている人たちとは違い「10年間部屋から出ていませんでした」というオーラを放っては居ない。

入り口近くにはマイクロコンピューターの基盤?のような細々した部品が並んでいて、正直使い道も理解できない。

 

ロボット模型を発見

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 こういう模型っぽいものも多い

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普通の模型らしきものも売っている

表のショーウインドウには『ソーラーパワー回転ディスプレイ台』がくるくる回転していて、おそらく太陽光で回っていると思う。

電極実験スピーカーとか無接点給電装置などの名称がつけられた謎の部品類はパスして奥に進むと、理解可能な商品も置いてあった。

ロボット製作キットのコーナーにはタイヤや足のついたロボット模型らしい商品が所狭しと展示してあり「これだよこれ」と呟く場面です。

 

ぐっと身近な田宮の科学模型

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田宮はシリーズ展開しているようだ

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操縦するやつとか自分で判断して行動するらしい自律型ロボットキットと書かれた商品が数千円台から展示されている。

電子ルーレットとか何かのゲームに使えそうなものもかなり置かれている。

プラモデルで有名な「田宮」のコーナーがあり、ジャンプするカンガルーとか昆虫っぽい模型などが1000円程度で販売されている。

 

変な物も売られている

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ここら辺までは何とか理解できる

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建設機械や自動車工場のロボットぽい模型や、宇宙ステーション風の模型などは5000円から1万円程度が人気のようです。

反対側にはどこが違うのか分からない各種ケーブルの切り売り、謎のコネクター類のばら売りなどがある。

多少意味が分かるものとしては小さな電子基板に昔の電卓のような表示部品を付けた電子キットで、音を鳴らしたり何かを表示させて遊ぶようだ。

 

ケーブルの計り売りとか

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意味不明なパーツにかぶりつく人達

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2階に上がると各種部品がばらばらと並べられており、客のおっさん達がかぶりつくように一点ずつ見ていた。

こういう狭い店でカメラを取り出すと客の注目が気になるが、ここでは各自自分の用事に集中していて誰も周囲を気にしていない。

3階に上がると広いスペースが工作室になっていて、謎の測定器類が並んでいてもはや説明すら不可能である。

暇があったら田宮の電子模型や動くロボットなどを作ってみたい。

 

バイト募集の張り紙がそこら中にあったが、特殊能力が必要らしい

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3階には「立ち入ってはならぬ」というオーラを感じた

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シリコンハウス

大阪市浪速区日本橋5丁目