2016年 大阪は至上最凶の夏だった
ガミラスの流星爆弾を浴びたような日本列島
http://sahara-ch.com/wp/wp-content/uploads/2016/08/20160807-00010001-wmap-000-2-view-1.jpgより引用
史上最凶気温だった大阪
ボジョレーヌーボーとかいうワインは毎年100年に一度の最高の出来らしいが、地球の気温も毎年最高を更新している。
特に大阪の気温上昇は酷く、日本列島を温度で色分けした地図では、常に濃いレッドで表示される。
宇宙戦艦ヤマトで放射能に汚染された日本地図にそっくりなのが、ちょっとかっこいい。
2016年の夏は8月10日過ぎてから特に暑く、「夏ってこんなに暑かったかな」と自分の体内温度計の記憶にないほど苦痛だった。
昔は8月15日を過ぎると涼しくなったような記憶があったのだが、むしろどんどん暑さか加速していった。
そこで今年の気温をヤフーの「過去の天気」で調べると、確かに後半のほうがむしろ温度が上がっていた。
例えば8月10日までの阪市の気温は10日間すべて35度以上、11日から8月20日までは曇りの17日以外は全て35度以上だった。
しかも21日から26日までの予想最高気温も全て35度以上で、7月30日から8月26日まで、一回の34度を挟んで27日間連続の35度達成である。
人間の体温は36度くらいなので35度以上だと、熱射病や熱中症になりやすく、普通に倒れる人が増える。
37度を超えるとエアコンを付けないと危険な状況だが、大阪で最高気温を記録したのは8月19日・20日の38度だった。
8月前半も37度を記録しているが、暑いのは瞬間的で、その後持続していなかった。
これが例年に比べてどのくらい暑かったかというと、去年2015年は8月に35度以上になったのは11日間だけだった。
連続最凶記録
しかも最後に35度を記録したのは8月11日で、お盆ごろには33度以下に下がっていました。
お盆以後の最高気温で比較すると、なんと今年は去年より5度も高かったのでした。
さらに2014年を見ると、8月に35度以上になった日は「たった2日間」だけでした。
2013年は19日間、2012年は17日間、2011年は7日間、2010年は24日間とかなり暑かったが及ばなかった。
2014年は7月も6日間35度を超えていたので、合計で30日間、2016年は7月と8月の合計で31日間なので1日勝っています。
まあ2010年も同じくらいですが、2016年の大阪の暑さがが分かってもらえたと思う。
これと比べると2016年の東京の最高気温が35度以上になったのは、7月に1日、8月に1日の合計2日間だけでした。
東京は舐めてるのかよと言いたくなる低レベルで、猛暑などと言う資格はありません。
大阪の暑さの中で生きていて気がつくのは、人間が正常に活動できる気温は36度までだという事です。
36度だと暑さを感じながらも歩き続けたり、自転車をこぎ続けるなどの活動が可能です。
だが気温37度以上だと、数分動いただけで身体の異常を感じ始め、太陽の光を浴びて歩いたり走ったりすると、意識が朦朧としてきます。
「暑い」ということ以外考えられなくなり、日陰を探してあるく事に、脳の大部分を使用します。
そんな夏もあと数日で終わる予想で、なんとか生き延びる事が出来たのに感謝しています。